ドライアイ

ドライアイを引き起こす原因や、症状を改善するための方法などをまとめています。

まずは原因から知ろう!ドライアイとは?

ドライアイのイメージ図
画像引用元:santen(http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/dryeye/)

ドライアイとは、涙の量が減り目が乾いてしまい、目の痛みや不快感といった症状を引き起こす状態です。

あまり聞きなれないと思いますが、ドライアイの主な原因の8割以上は「マイボーム腺」と言われる部分の異常です。マイボーム腺は、上下まぶたの裏側やまつ毛の生え際に多い皮脂腺で、まばたきをする度、少量の油を分泌しています。

マイボーム腺から分泌される油は、涙の蒸発を防ぐバリアの役割をしているため、目の保湿のために欠かせません。

ところが、その油が分泌されなくなったり、質が悪くなったりすると、すぐに涙が蒸発してしまい、ドライアイになってしまうのです。

マイボーム腺が機能不全になる原因は、長時間のパソコン作業やスマホ使用によってまばたきの回数が減り、マイボーム腺から油が分泌されなくなることが挙げられます。

また、油っぽいものを中心に食べてばかりいると、マイボーム腺からも質の悪い油が分泌されやすくなるそうなので、食生活も注意してください。

ドライアイの症状

ドライアイの中で多い症状として「目が乾いた感じがする」「物がかすんで見える」「目がゴロゴロする」などがあります。

どの症状も、瞬きの回数が自然と減り涙の量が減少してしまうことが原因です。乾燥した目は、表面が傷つきやすくなってしまいます。乾燥して傷ついてしまった目をそのままにしていると、目に光を入れる役割をしている「角膜」や眼球の裏側にゴミが入らないように防いでくれている「結膜」が正常に機能しないケースも。

また、ドライアイは涙の量が減るだけでなる病気ではありません。目が疲れた時にもなりやすいため「ちょっと目が疲れている」と簡単に思うのではなく、一度眼科の診察を受診するようにしましょう。

ドライアイの要因

コンタクトを使用している人

コンタクトをしている普段から使用している人は、使っていない人に比べて目が乾燥しやすい状態にあります。多くの人にある特徴として目がゴロゴロしてしまう、充血してしまうなどの症状は様々ですがドライアイの可能性が高めです。

パソコンを長時間使う人

長時間パソコンを使う人は、とくに細かい文字や数字をずっと見ているため目の神経を集中させます。そうなると瞬きの回数も自然と減ってしまいドライアイになってしまうケースがあるのです。どうしても瞬きの回数を増やすことを意識できないという人は、目薬を使うのも一つの手。

エアコン・扇風機を長時間使う人

エアコンが効いている部屋で一日中仕事をしている人や、暑いからと扇風機の風を顔にあてている人はいませんか。目はすぐに乾燥してしまうため、エアコンや扇風機が直接当たらないように、座る位置と機器等を設置する場所を考える必要があるでしょう。

半年以内に屈折矯正手術をした人

レーザーで角膜を削って視力を向上させる「屈折矯正手術」は、合併症の1つとして術後約3~6カ月間はドライアイになります。大抵の場合は時間が過ぎれば改善されますが、場合によっては改善されない場合もあるので屈折矯正手術を行う際は注意しておきたいところです。

夜更かしする人

残業や飲み会、ネットサーフィンなどで、自然と睡眠時間を削っていませんか?人の目は夜になると眼球を潤している涙液が少なくなります。そのため、夜更かしはドライアイを促進させてしまうのです。

旅行や出張に頻繁に行く人

旅行や出張が多い人だと、乗り物に乗って移動する機会が多めです。飛行機に乗って移動する場合だと、機内は外気の湿度が極めて低いため、機内は湿度が10%と下がってしまい、目も乾燥してしまうのです。旅行前にアイケア用品を準備していきましょう。

花粉症の人

花粉症になると目がかゆくなったり、充血などの症状が表れます。しかし、これらの症状はドライアイにも見られる症状です。ケースによっては、合併症の可能性も考えられます。しっかりと眼科に行って受診をして病気に合った薬を使用するようにしましょう。

長時間の運転をする人

車やバイクなどの乗り物に乗って長時間仕事をする方もドライアイの注意が必要です。運転中は、視覚の緊張によってまばたきが減ると、無意識に涙の分泌を低下させてしまいまっています。エアコンが効いている車内は、より乾燥してしまうので注意しておきたいところです。

高齢の人

歳をとるにつれて体には様々な老化現象が現れます。それは体だけではなく、目も例外ではありません。年齢を重ねるごとに涙を作る涙腺の分泌機能が低下してしまうため、分泌する涙の量が減ることが分かります。

ドライアイを改善するにはどうしたら良い?

ドライアイになると「目が乾いているから目薬で保湿しなければ」と考えがちですが、目薬では根本的な解決にはなりません。

ドライアイを改善するには、まず目に悪影響を及ぼす習慣や食生活を見直すことが大切です。その上で、ドライアイの改善が期待できる目のトレーニングなども取り入れていきましょう。

生活習慣・食生活の見直し

正しい生活習慣をすることで、改善されるのは体だけではありません。目もその1つ。ここでは、目の健康維持に大切な食材・成分を紹介しています。

ビタミンA

  • 効果:涙を作るのに大切な働きをする粘膜の形成・復習を助けくれます
  • 食品:レバー、うなぎ、緑黄色野菜、卵黄、鶏、豚、牛肉など

ビタミンB

  • 効果:目の周りにある筋肉の疲れを減少して、目の神経系の機能を正常にしてくれます
  • 商品:納豆、青魚、牛乳、卵、玄米、ピーナッツなど

ビタミンE

  • 効果:血行促進作用、ドライアイや疲れ目の防止、老眼予防に効果的です
  • 食品:いか、えび、うに、かずのこ、かぼちゃ、ほうれんそう、さつまいも

亜鉛

  • 効果:神経系の伝達をサポート、目の周りの粘膜や粘膜の健康維持、亜鉛が不足すると視機能の低下の原因となります
  • 食品:牡蠣、豚レバー、ほや貝、牛肉(肩、ひれ)、たまごなど

アントシアニン

  • 効果:目に受けた光を脳へ伝えてくれるロドプシンをサポート、視力アップや眼精疲労の回復に効果的です
  • 商品:カシス、ブルーベリーなど

注意しておきたいポイントは「満腹になるまで食べ続ける」「甘いものを食べ過ぎる」「肉食、ジャンクフードに偏った食生活」など。これらの食生活は、目の角膜や結晶体を濁らせてしまうのです。

また、食生活が偏ってしまうと血液がドロドロになり、血流が悪くなってしまいます。結果、動脈硬化を招いてしまい目の神経も思ったように活躍してくれなくなるでしょう。

生活習慣の見直し

生活の見直しで、ドライアイの症状を軽くすることは可能です。例えば、パソコンを頻繁に使う職業についている人は自分の目線より下におきます。そうすることで、目を大きく開かずに済むため、おすすめ。さらに、エアコン・扇風機の風に直接当たらないようにすれば◎です。

また、コンタクトレンズの正しい使い方を守るようにしましょう。コンタクトを使用している人の特徴として、使用していない人に比べて涙が蒸発しやすい特徴があります。そのため、コンタクトを使用している人は、きっちりとルールを守り乾燥を感じた時は、加湿器や保湿用メガネを使用しましょう。

市販の目薬を使う

市販の目薬を使用する際は、どんな成分が含まれているのかを調べる必要があります。一般的に、目の使い過ぎやコンタクトの使い過ぎでなってしまうドライアイには「角膜保護成分(コンドロイチン硫酸エステルナトリウム)」「無機塩類成分(塩化ナトリウム、塩化カリウムなど)」の2種類が効果的です。角膜保護成分は角膜を構成してくれて、外界の刺激から角膜を守ってくれる役割をしてくれます。無機塩類成分は涙液中に含まれる成分の1つで、涙液へのミネラル補充のために用いられるものです。

市販の目薬を使う前は、自分のドライアイはどういった症状なのかを見極めて選ぶようにしましょう。さらに、市販の目薬はあくまでもクリニックで処方された薬ではないため、容態が悪化してしまっても自己責任になります。確実に治していきたいと思うのなら、ドライアイの治療をやっているクリニックあるいは病院の利用がおすすめ。それでも市販の薬が良いと思う方は、市販の薬を使い続けて治る見込みが感じられなかった場合に眼科へ行きましょう。

マッサージ

目の周りをマッサージしたり、指でツボを押して刺激するだけでも、ドライアイの症状を軽減することは可能です。

ツボは眉尾の「七竹ソラ(しちくくう)」、眉中央にある「魚腰(ぎょよう)」、眉頭の「攅竹(さんちく)」、黒目のすぐ下「承泣(しょうきゅう)」、目頭すぐの「睛明(せいめい)」などがあります。

マッサージやストレッチを行い、目も自分の心もリフレッシュできるよう心がけていきましょう。

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