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視力が回復すると噂のコンタクトって?

噂のナイトレンズ、オルソケラトロジーとはどのような近視療法なのかを紹介します。

どうして効果が期待できる?オルソケラトロジーとは

コンタクトイメージ

最近の近視療法として、就寝時に装着しておくだけで視力回復が望める「オルソケラトロジー」という特殊なハードコンタクトレンズがあります。オルソケラトロジーは、自分の角膜の形状に合わせて作る精密なナイトコンタクト。寝ている間に角膜表面を凹レンズ型に矯正することで、その凹レンズ形状が残っている日中は裸眼視力が維持できるというものです。

視力が回復すれば日中は裸眼で過ごせるようになり、装着を止めれば元の状態に戻すこともできます。レーシックなどの視力矯正手術と比較して、合併症や副作用といったリスクが少ないのも利点です。使い方は普通のハードコンタクトと同様ですが、就寝前に装着して、朝起きたら外します。

オルソケラトロジーは、軽度の近視を対象としているため、矯正できる度数には限界があり、強度の近視・乱視の人には向きません。また、重度のドライアイやアレルギーがある人は使用できない可能性も。主な使用条件として、ハードコンタクトレンズの装着ができること、目に疾患がないことなどがあります。

≪費用について≫

検査・診察費用、レンズ代金、レンズケア用品代金など、実際にかかる費用総額の目安は、両目治療の場合、15万~40万円程度です。健康保険適応外なので、全額自己負担になります。

≪どんな人に向いているか?≫

  • 軽度~中度の近視の人
  • 軽い乱視のある人
  • 角膜が柔軟で形状が変わりやすい子供

オルソケラトロジー使用者の口コミ

  • ハードコンタクトは初めてだったので、目がゴロゴロして痛くてつらかったです。でも装着して3日目の朝に、明らかに裸眼視力が良くなっているのを実感。使い始めて2週間ほど経つと、夜まで視力が残るようになってきました。(30代男性)
  • ハードコンタクトが苦手だったため、慣れるまではかなり不快感がありました。朝起きると視界がとてもクリアになっているのですが、昼頃からだんだん視力がもとに戻ってしまいます。(女性)

オルソケラトロジーを成功させるための秘訣

オルソケラトロジーを利用する際の流れを紹介します。

1・診察を受ける専門医・クリニック選び

特に日本眼科学会が指定した眼科専門医なら、より信頼性が高いです。可能ならその専門医師が在籍している医療機関を選択し、診察を受けるようにしましょう。

2・適応検査、診察を受ける

治療前に視力検査・屈折検査・角膜形状検査などの「適応検査」を行います。眼の疾患・アレルギーの有無、眼の状態などを調べます。この段階で問題が発見されれば、残念ながら利用することはできません。

3・レンズの装用練習

ここでテストレンズを装用して、問題なく装用ができるかをチャックします。

※装用に手間取るようなら専門医から指導を受けるなどして、別途に練習する必要があります。問題がないことを確認したうえで治療方針を決めます。

4・レンズのお渡し

患者の角膜を的確に矯正するレンズを発注します。

レンズが到着したらフィッティング確認を行い、専門医からオルソケラトロジーレンズの効果の持続性や交換時期などについて細かい説明を受けます。

5・レンズの定期検査

クリニックごとに検査頻度や間隔には差がありますが、一般的に、翌日→1週間後→2週間後→1か月後→3か月後と定期検査の間隔はひらいていきます。

オルソケラトロジーの限界を超えた?オサート治療もチェックしておこう

オサート治療とは

三井メディカルクリニックが従来のオルソケラトロジーレンズを改良して編み出した治療方法です。米国の特許を取得していて、効果と安全性も向上しています。

オサート治療のメリット

従来のオルソケラトロジーは基本的に軽度の近視のみが対象ですが、オサート治療では重度の近視、乱視、老眼による遠視にも対応可能です。

完全オーダーメイドの治療形態なので患者の視力回復の経過に合わせた治療を行えます。オルソケラトロジーと同様に外科手術不要の視力回復治療です。

オサート治療のデメリット

オサート治療は三井メディカルクリニックのオリジナル治療にあたるため、定期的な通院に難がある患者には不向きです。定期通院が実践できない場合、治療経過に合わせたレンズ交換ができず、十分な視力回復効果が得られないからです。

また、基本的にオルソケラトロジーの技術を応用した治療法なので、眼疾患、アレルギー、重度のドライアイを持つ人はオルソケラトロジー同様、利用することができません。

オルソケラトロジーは医療費控除の対象になる?ならない?

オルソケラトロジーは保険適用外の自由診療のため治療費は全額自己負担になりますが、医療費控除を受けることは可能です。

確定申告などの際に納付した税金の一部が還付金として返ってくる場合があります。

以下、国税庁のHPより抜粋です。

オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除

医療費控除の対象となります。

照会のオルソケラトロジーによる近視治療に係る費用(リテーナーレンズの購入費用を含みます。)は、角膜を矯正して視力を回復させる治療の対価として支払われるものですので、所得税法施行令第207条第1号《医療費の範囲》に定める医師又は歯科医師による診療又は治療の対価に該当し、医療費控除の対象となります(所得税基本通達73-3(1))。
なお、近視等の眼の屈折異常を矯正するために眼鏡及びコンタクトレンズを購入した場合のその費用、眼の屈折検査、眼鏡及びコンタクトレンズの処方の費用は、視力を回復させる治療の対価に該当しませんので、医療費控除の対象となりません(最高裁平成3年4月2日第三小法廷判決)。

引用オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除|所得税目次一覧|国税庁

オルソケラトロジーのメリット・デメリット

メリット

手術ナシ

コンタクトレンズで角膜を健康的な状態に矯正するものなので、レーシックなどの外科手術を必要としないことが最大のメリットです。これにより手術後の細菌感染のリスクも避けることができます。

日中は裸眼で過ごせる

オルソケラトロジーでは、専用のハードコンタクトレンズを用いて就寝中に角膜の形状を矯正します。

そのため、このレンズを取った後(裸眼時)もコンタクトレンズや眼鏡の装着時と同じ効果が一定時間持続します。つまり、日中裸眼で過ごせるということです。

通常のソフトコンタクトに比べて眼が酸素不足になりにくい

一般的なソフトコンタクトレンズは酸素透過率が低く、長時間の使用で角膜の酸素不足が起こり角膜内皮細胞が減少してしまいます。

極端に減少した場合は、失明することもあります。しかし、オルソケラトロジーではこうした心配はありません。オルソケラトロジーの専用レンズは酸素透過率が高く、角膜内皮細胞の減少リスクが低いからです。

未成年者・高齢者でも装着可能

オルソケラトロジー専用レンズの酸素透過率は高いので、加齢で角膜内皮細胞が減少している高齢者や眼の組織が発達段階の未成年でも問題なく装着することができます。

着用を中止すれば視力を元の状態に戻せる

レーシックなどの外科手術は角膜を削って視力を取り戻す治療法なので、術後「角膜の状態を元に戻す」という選択肢がありません。

しかし、オルソケラトロジーは「角膜の形状を矯正して視力を改善する」というものなので、使用を中止すれば元の角膜の状態に戻すことが可能です。

デメリット

効果維持にはOKレンズを使い続ける必要がある

レーシックと違いオルソケラトロジーの視力回復は、効果が一時的なものです。ある意味ではリスクの低減でメリットとして考えることもできますが、この視力回復方法に頼り続ける場合は、一生涯OKレンズを使い続けなければいけません。

また、酸素透過率が高いとはいえ、長年使い続けるとなると角膜内皮細胞が減少しないとはいい切れません。少なからず影響はあると考えた方が良いでしょう。

使い捨てでない分、角膜感染症のリスクが高い

ハードコンタクトレンズ全般にいえることですが、使い捨てと違い何度も使用するため角膜感染症のリスクは付きまといます。

また、コンタクトレンズそのものが眼球にとって異物であることにも変わりありません。正しいケアを怠ればトラブルの原因になるので、常に衛生管理に気を付ける必要があります。

レンズのケアが毎日必要

角膜感染症を防ぐためには、毎日就寝前にレンズの洗浄を行う必要があります。また、劣化によりレンズ交換が必要になれば、その分の費用も発生してしまいます。メンテナンスの維持、レンズ交換などの手間やコストがオルソケラトロジーの短所といえます。

視力回復効果が不安定

オルソケラトロジーの回復効果は角膜の形状を一時的に変形させることで成立しています。しかし、体調や眼球の状態は常に一定ではないため、十分な効果が得られないときもあります。

視力や眼の状態によっては使用不可

これはオルソケラトロジーに限った話ではありませんが、重度のドライアイやアレルギー・眼の疾患などがある場合は、コンタクトレンズそのものが使用できません。この他、重度の近視や乱視の場合は、使用しても十分な効果を得られません。

オルソケラトロジーが向く人・向かない人

オルソケラトロジーは、基本的に軽度の近視の方が対象になるため、平成21年2月26日「薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会議事録」強度の近視や乱視の方には向きません。ハードコンタクトレンズの装着が無理なくでき、目の疾患がないことが条件になります。重度のドライアイやアレルギーを持つ方は、使用できない場合があります。

オサート治療が向く人・向かない人

オサート治療は、重度の近視や乱視、遠視にも対応が可能です。ハードコンタクトレンズの装着が無理なくでき、目の疾患がないことが条件になります。重度のドライアイやアレルギーを持つ方は、使用できない場合があります。ほかに、オサート治療は三井メディカルクリニックのみで行える治療法となり、専門のクリニックに定期的な通院ができることも条件のひとつになります。

視力回復法を徹底比較【オルケソラトロジーVSレーシック】
  オルケソラトロジー レーシック
どんなもの? 特殊な形状の高酸素透過性コンタクトレンズを就寝中に装着すること事で、角膜の形状が矯正され、視力回復する治療法です。 レーザーを角膜に照射して削り、角膜の屈折力を調整することで視力回復する矯正手術です。
トータル費用 テストレンズでの初診費用が3,500円程度。本格的な治療は、従来のオルケソラトロジーなら両眼で24万円~。三井メディカルクリニックのみで行えるオサート治療を選択する場合は、38万円~となっています。 35万円~。※自由診療のため、手術を受けるクリニックや手術の種類、保証年数などにより費用が異なります。
通う回数 視力回復の治療開始直後は、月に1~2回の診察が理想的です。その後は月に一度の検査を1~2回、2ヶ月に一度の検査を1~2回続けます。視力回復治療開始して半年を経過した後は、半年から1年に一度の定期検診が必要となります。※回数は目安で、個人の効果により前後する場合があります。 カウンセリングを含め、手術、術後の検診を含めると、5回以上の通院が必要となります。術後の検診は、手術翌日・1週間後・1ケ月後との間隔での通院が必要となります。
通う期間 経度の近視の視力回復でも、治療期間中は、効果や安全性の確認のための定期検査が必要となります。強度の近視の場合は、2~3ヶ月ごとにレンズの変更をしながら安定した視力回復をめざしますが、1年程度かかる場合があります。 手術翌日・1週間後の検診に加え、 1年後にも定期検診があ必要なります。その後は、1年後ごとに定期検診を受け角膜の状態などの検査を受けるのがおすすめです。
対象年齢 4歳から88歳。レンズの取り扱いができることが条件となります。小さなお子さんの場合は、お家の方がレンズの取扱ができることが条件となります。 18歳~65歳。目が発達段階にあるお子さんは、老眼や白内障の症状の進行が見られる65歳以上の方は、手術を受けることができません。
対象者 ・軽度~中等度の近視の方
・レーシックなどの屈折矯正手術での視力回復に抵抗がある
・メガネやコンタクトレンズから開放されたい方
・軽度~中等度の近視・遠視・乱視の方
※手術を受けるには、角膜の厚みや形状などの適応検査が必要です。
受けられない人 ・レーシックなどの屈折矯正手術をすでに受けた経験がある人
・重度なドライアイの人
・妊娠中や授乳中、または妊娠の計画を持つ人
・目の疾患などで医師が装着に不適切と判断した人
・定期的な通院がむずかしい人
・高度の近視・乱視・遠視の人
・もともとの角膜が薄く、手術に必要となる角膜の厚みがない人
・眼の疾患がある人
・角膜の形状に異常がある人
・妊娠中や授乳中の人
・パイロットやパイロットを目指す人、目に衝撃を受ける機会があるスポーツをする人
メリット ・メガネやコンタクトレンズの着用をせずに、日常生活ができるので、動きの激しいスポーツややマリンスポーツ、ウィンタースポーツなど裸眼で楽しめます。
・途中で治療をやめたければ希望の時期にやめることができます。
・取扱いがハードコンタクトレンズと同じです。
手術にかかる時間が10~15分程と短く、視力矯正後は裸眼での生活ができます。
デメリット ・レンズ装用時に異物感を感じることがあります。
・効果が安定するまでに、数日~数週間と個人差があります。
・就寝中の治療法なので、最低でも6時間以上の睡眠時間が必要となります。
・外科手術のため合併症や後遺症のリスクがあります。手術を受けた後でも、視力回復の効果がない・または視力が低下する場合があります。
・手術を受けた後は、コンタクトレンズの装着ができなくなります。
口コミ 軽度の近視の視力回復のために治療を受けています。裸眼で0.5の視力が、治療開始後2日目の夕方で1.2程度の視力を保てています。普通のコンタクトレンズに比べ厚めにできており少し異物感はありましたが、寝ている間なのでそれほどは気になりません。 外科の手術ということで少し怖い気持ちもあり、手術後の痛みが強くて辛かったですが、受けてよかったと思っています。メガネやコンタクトレンズなしで日常生活を送れるほどに視力回復ができたので、よかったです。

参考:昭和医学会雑誌:オルソケラトロジーによる近視治療 石田 佳子, 岡本 新生郎 昭和医学会雑誌 / 63 巻 (2003) 3 号 / 書誌

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