視力回復ならどっちが良い?目の筋トレ「アイトレ」と目の手術「レーシック」
事前に知っておきたいレーシックのメリットとデメリット、合併症のリスクについてまとめています。
レーシック最大のメリットは、何と言っても、短時間の手術で視力矯正ができて、眼鏡やコンタクトレンズのいらない裸眼生活を取り戻せることでしょう。
レーシック手術には以下のようなデメリットやリスクもあります。
レーシックは安全性の高い手術だと言われていますが、ある程度のリスクがあることも把握しておく必要があります。メリットだけでなく、デメリットやリスクもきちんと理解した上で、手術を受けるかどうか、慎重に判断しましょう。
レーシック手術による一般的な合併症について解説していきます。
術後しばらくは、視力が不安定になるため、暗い場所での視界に異変を感じる人も多いようです。光源がにじんで周囲に光の輪が見えたり(ハロー)、光を非常にまぶしく感じたり(グレア)します。また、暗いところで視力の低下(夜間性近視)を感じる人もいるので注意が必要です。
レーシック手術で角膜の神経を一部切断するため、術後3か月位は眼が乾燥しやすくなります。ドライアイ治療の点眼薬を使用するなどして対処することになります。
ごく稀ではありますが、レーシックは外科手術なので、術後に感染症をおこす可能性もあります。角膜内で感染をおこすと、痛みがでたり、角膜が濁ったりしますので、できるだけ早く適切な治療を受けましょう。
フラップを作成する際に、結膜の血管が傷ついて、白目が赤くなることがありますが、数日~2週間程度で自然と改善されていきます。
レーシック手術で後遺症が残ったとして、患者さんが訴訟を起こしたケースもあります。合併症の中には、速やかな治療が必要なものもありますので、気になる症状があれば、早めにクリニックを受診することが大切です。